娘はカナラズ、嫁に出す

私は理系。今まで分析した全てのデータを用いて、娘を行き遅らせやしナイ。  恋愛、子供、勉強のはなし。

上手に話したい!うまく喋りたい!会話を盛り上げたい!そんな会話術とは~あなたの気持ちを伝える~

~あなたの気持ちを伝える~

最初のトピックとして、私が一番大事だと考えている、会話術とは、

 

★自分の気持ちを相手に伝えること


どんなに流暢に話しができたとしも、

あなたの気持ちが相手に伝わってないとしたら、

それは、「話をしていない」のと同じ

だと私は感じます。

 

気持ちは伝わってしまう


小学生のとき、初めて女の子が、自分のことを

好きだ

という話を聞きました。

その女の子もすぐ近くにいました。

自分は嬉しかったけど、恥ずかしがって、

え、そうなの?やめてくれよ

とちょっと冷たい言い方になりました。

結果、その子は、自分のことを嫌いになりました。


このとき、嬉しさ、恥ずかしさよりも、もっとも心に浮かんでいたのは、

「この場を一刻も早く逃げ出したい」

という気持ち。

その気持ちが、態度や言葉となって現れ、

「相手に伝わってしまった」

と考えられます。


今思い返すと、

「嬉しい」

とか、

「恥ずかしい」

という気持ちが、逃げ出したい気持ちよりも大きければ、

その言葉を入れたり、

同じ言葉しか言えなかったとしても、

嬉しさ、恥ずかしさを表現できていたでしょう。

 

伝えたい気持ちがある


それから少しは成長した中学生。

楽しく遊んでいた同級生と、突然ケンカになりました。

とにかく、お互い離されて、家路に着くと、先生から電話。

なんと、自分の話の中にあった、たった一言がケンカになるキッカケであったと聞かされました。

その同級生は、自分の体型を気にしており、私はそのことに関して全く気になったことはないのですが、相手を傷つけてしまったことは理解でき、次の日謝りに行きました。

お互い、気恥ずかしさもあり、うまく話始められないでいましたが、私がとにかく謝ろうと、

「えっと、その、」

と切り出し始めると、こちらが謝ろうとしているのを察してくれたのか、

 さっ

と、手を差し伸べて、握手を求めてくれました。握手をしながら、一生懸命考えていた謝る言葉も、奥に引っ込んでしまったので、

「ゴメン」

とだけ伝えると、

「俺もゴメン」

と返してくれました。


話始めるとき、心の中にあったのは、

今、謝ろう

という思い。

その思いは、例え全てを語らなくとも、相手に伝わりました。


このように、

話始めるその瞬間にあった強い思い

は、その後の話に少なからず、影響を与えます。

 

どのように気持ちを伝えるのか?


具体的にどうすれば良いか、ですが、以下のことを意識する事で、気持ちを伝え易くなります。


★目的を一つ、具体的かつ簡潔に頭に思い浮かべ、話始める。


例:みかんが甘いことを伝える


また、その話における自分の気持ちを意識する


例:幸せ


この例の場合、日常会話において、昨日食べたみかんが美味しかったので,

その感動を知人に伝えようとしているような場面です。

 

①「ねえ、昨日さ、ちょっと咽かわいたな~って思って~、近くにあったみかんをとってさ、剥いてみたんだけど、冬のみかんてさ、・・・」

 

②「甘かった!」

   「何が?」

 「みかんが、すっごく甘かった!」

 

さて、①、②の文章で、「みかんが甘かった」ことを伝えられるのは、どちらだと感じますか?

おそらく、②の方が、ストレートな言い方で、伝わりやすいのでは、と思った方が多いのではないでしょうか。

また、①、②の文章で、「幸せそう」なことが伝わって来そうなのは、どちらだと感じますか?

おそらく、①の方が、何かを伝えたそうにしていて、「幸せさ」が伝わって来そうではないですか?

 

話しの内容だけをみていると、良く分からないので、以下のような表現を入れてみるといかがでしょうか。

 

①一つ話題が終わり、ちょっと言おうと思っていたことを話し始める。

 「ねえ、昨日さ」

 と、相手の注意を引きながら、続ける。

 「ちょっと咽かわいたな~って思って~、近くにあったみかんをとってさ、剥いてみたんだけど、」

 手振りでみかんを剥く動作をして、大げさに表現してみる。

 「冬のみかんてさ、・・・」

 

②にや~、っと笑って、「甘かった!」と知人に言う。

 不思議そうに、「何が?」と聞かれ、

 にやにやしながら、「みかんが、すっごく甘かった!」と言った。

 

①も②も、同じ言葉なのに、「表情」や「表現」方法を加えることで、「言いたいこと」や「気持ち」が伝わって来そうに感じませんか?

 ①は、なんとか聞いてもらおうとする必死さから、この後、みかんが甘かった話になった時、「ああ、おいしくて、嬉しかったんだな」と感じてもらえそう。

 ②は、顔からにじみ出ており、「ああ、幸せそう」とすぐに伝わりそう。

 

このように、「気持ち」から来る「表情、表現、言葉」を出すことで、

自然と相手に気持ちを伝えることができるのです。